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大阪のカウンセリング・スキルトレーニングルーム 登録商標山手心理相談室のブログです。心理療法などの情報を中心に、メンタルヘルスにお悩みの方に明るい話題を提供させていただきたいと思っています。
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2016/11/24 (Thu)
「カサンドラ症候群」は正式な病名ではなく、夫婦・家庭生活における一種の適応障害だと考えられます。一般的には「アスペルガー症候群のパートナー(夫が多い)を持つ方が、夫婦間のコミュニケーションがうまくいかないことによって、心身の不調が生じる二次障害」のことです。妻や夫以外でも、上司と部下などでも発生しています。


たとえば、妻がハンバーグを作ったとしましょう。「どう、美味しい?」と聞かれた夫の反応です。

A:うんとっても美味しいよ。キミの作るハンバーグは最高だね!

B:良く火が通ってるね。普段は合挽きなのに今日は牛100%なんだ。


さて、妻が毎日Bを聞かされると、いったいどうなるのでしょう。「だから”美味しい?”って聞いてるのよっ!」となりそうですね。


このように、感情的な表現を苦手とするのがアスペルガー症候群(または同様の状態になるアダルトチルドレンやその他発達障害も含みます・以下同じ)の典型的な特徴です。


アスペルガー症候群には主として3つの苦手項目があります。「コミュニケーション」「ソーシャルスキル」「イマジネーション」が該当します。

・コミュニケーションの問題

表面上は問題なく会話できるのですが、感情的表現・行間読みが大の苦手です。

・ソーシャルスキルの問題

自分なりのこだわりが強く、場の空気を読むことに困難な点があり、お通夜に赤い服を着用したりします。

・イマジネーションの問題

事柄や他人の気持ちを想像できにくいため、周囲の状況が理解できず、黙り込んでしまいます。


カサンドラ症候群の場合、パートナーさんは一見「良い人」であることも多く、世間的な評価が高い場合も多くあります。(医師や科学者など)でも、こころが通わないためにつらい思いをしていることが周囲に理解されにくいのも症状悪化の要因になっています。ひどい場合には、カウンセリングの場で「あなたがうまく立ち回らないと」と諭されたりすることも。


カサンドラ症候群の改善には、発達障害の方のコミュニケーション能力アップとパートナーさんの症状緩和が必要です。山手心理相談室は10年前のオープン以来発達障害とアダルトチルドレンの改善に取り組んできました。他のカウンセラーや医療機関で改善できない方もたくさんお見えになります。

病識(発達障害という)がある場合はご夫婦一緒にお越しいただければと思っています。ぜひ一緒に改善・回復に取り組みましょう。



ネット検索の際には、「登録商標山手心理相談室」と入力いただければスムーズにいくと思います。




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