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大阪のカウンセリング・スキルトレーニングルーム 登録商標山手心理相談室のブログです。心理療法などの情報を中心に、メンタルヘルスにお悩みの方に明るい話題を提供させていただきたいと思っています。
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2013/08/02 (Fri)
DV(ドメスティック・バイオレンス)という言葉が定着してきました。


勤務先や日常生活にかかるストレスは増加の一途をたどっています。ストレス解消の

ためにスポーツや趣味で気持ちを吐き出すことができればよいのですが、実際には

家族(夫・妻・子供)に不満のはけ口が向かうケースも後を絶ちません。

一般的に同居関係や内縁関係など親密な関係の間で起こる家庭内 暴力のことを

ドメスティック・バイオレンス(DV)と呼んでいます。

皆さんの大きな疑問は


なぜ暴力を受けたままになっているのか(逃げないのか)』


ということではないでしょうか。

例えば、見知らぬ人があなたを「殴る」「蹴る」という行為に及んだ場合、普通は警察に

届けるなどの手段を用いるのではないでしょうか。それと同じ状態が家庭内で発生して

いるというだけなのですが・・・・。



ここでいう「暴力」の形はさまざまで、1.身体的、2.精神的、3.性的、4.経済的など、

複雑かつ多数の要素を含んでいます。

困ったことに、ストレスがたまって無意識のうちにDVをしてしまうケースと意図的に

暴力行為を選択している という場合があります。


DVには一定の周期があって、

1ストレスは蓄積されるものの暴力には至らない

2制御がきかなくなりストレスが爆発して暴力を振るう

3暴力を振るったことを反省し極度に優しくなる



このサイクル(1⇒2⇒3⇒1・・・・・・・・)で同じように回り続けていきます。もともと

好きな部分があるから結婚したので

「いつか立ち直るだろう」

「優しい時もあるのだから」

などと考えてしまいます。カウンセリングだけでこの問題を解決するのは難しいの

ですが、 DVに潜んでいる原因が判明すれば、改善できる場合があります。

(共依存・経済的理由など)

基本的には司法機関や警察・弁護士の力を借りつつ、暴力の原因を突き止めて

いくことが大切です。



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