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大阪のカウンセリング・スキルトレーニングルーム 登録商標山手心理相談室のブログです。心理療法などの情報を中心に、メンタルヘルスにお悩みの方に明るい話題を提供させていただきたいと思っています。
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2013/11/19 (Tue)
よくニュースなどで取り上げられるので、実際の件数よりも印象の強い

行為があります。

その一つが「万引き」です。もう少し辛抱すれば退職金も入ってくるのに

万引きしたために懲戒免職になったというケースも多いです。

生活苦など理由がある場合を除けば、「無意識」に犯罪行為を行うこと

があります。

「無意識」という言葉には大きく分けて次のような意味があります。

1.意識喪失

 大脳の働きがほとんどないか、あるいはあっても弱い状態。精神医学
  などの領域で使用されます。

2.認識できない

 自制心で自分の行動がコントロールできない状態。


上記のように、通常の状態では考えられない行為をする場合、なぜそんな

ことをするのかという疑問がわいてきませんか。

よく「気質」や「本能」という言い方で記載されますが、人はだれでも心の

内部に、 自分でも認識できない「無意識」という領域が存在しています。


つらすぎて受け入れがたい記憶、状況が判断できずに理解が困難な記憶など

は、解決が保留されたまま忘却されて無意識化すると言われています。

しかし、それらは決して脳の内部から消え去ったわけではなく、その人の行動や

思考に影響を与え続けます。強迫神経症・不安神経症やうつなどの神経症症状

の多くの部分はこの ように無意識化した経験からの影響だということになります。


その部分があるために、人は自制心がきかず欲望のままに動いてしまう場合が

あります。上記のようなケースでは、本人には悪いという意識がなくなってしまう

ために、周囲がいくら注意してもやめることが難しいのです。依存症などでも同じ

傾向が見られます。


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