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大阪のカウンセリング・スキルトレーニングルーム 登録商標山手心理相談室のブログです。心理療法などの情報を中心に、メンタルヘルスにお悩みの方に明るい話題を提供させていただきたいと思っています。
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2012/12/01 (Sat)
★「自閉症」という言葉をご存知でしょうか。

社会性や他者とのコミュニケーション能力に困難が生じる発達障害の一種で、

アスペルガー症候群・ADHD・広汎性発達障害(PDD)などと関連があります。

主だった症状としては

1.社会的関係構築が苦手

2.コミュニケーション能力が(かなり)低い

3.反復行動や執着的行動が激しい


という点があげられます。


実際のカウンセリングでは、自閉症と区別のつかない症状が多いことで、

自閉症の方がおいでになるケースも多いのですが、低機能・高機能を問わず

カウンセリングには不向きな症状と言えます。

というのも、カウンセリングでは「言葉」を使って意思疎通を図りますが、

その言葉を解する能力が低いために、自分自身のことをうまく話せません。

また、アスペルガーなどの症状に比べて執着的行動(異性を求めるなど)

が多いために、別の対応方法が必要になってきます。


★もうひとつ問題なのが、「自閉症」と呼ぶほどではないが、自閉の問題点の

ひとつである「視野が狭い」という傾向のある方が増加してきたことです。

ある国家が「客観的に負けると分かっている」戦争を行うかどうかという判断を

迫られたとしましょう。

通常なら戦争によって得ることができる成果と、失うことになるものの軽重を

考慮して総合的な判断を下すのがベターだと思いますが、自閉傾向のある

トップが「自分の思い」だけで開戦を決定するというケースです。


参謀「総司令、このたびの戦争ではわが軍は壊滅的な損害を受けます」

総司令「その覚悟はできている」



これは、いわゆる「問題のすり替え」です。覚悟ができているのは司令官

ではなくその国民だという条件が欠落しているのです。


しかし、開戦を回避すれば、軍の強硬派が決起して自分が総司令官の地位を失う

危険があるために無理に戦争を開始するとすれば・・・・。

敵国は喜ぶでしょう。自国民に被害が出たとしても、普通に遂行すれば勝てる

ことですから。

このような司令官に会社や機関のトップを任せてしまえば、大変なことになると

いうことです。



その意味では、今こそ「こころの問題」が重要だという認識をみんなが持つこと

を求められているのでしょう。


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2012/11/01 (Thu)

神戸・王子動物園でカバの赤ちゃんが生まれました!

パンダやコウノトリではありませんが、とってもカワイイです。


まだ名前は決まっていないそうななんですが(公募中です。ぜひ

ご応募ください)。

カバママさんが育児に専念できるように、当分の間はカバ舎の屋

内展示場を閉鎖とし、母子ともに非公開としているそうです。





週刊山手心理相談室-カバちゃん


公開が楽しみですね!




カバでも「子育て期間」が必要なのですから、人間の場合は当然もっと

長い期間対応しなければなりません。

ところが、アダルトチルドレンさんの場合は、母親との別れがあまりに

早くやってきます。



★母が離婚して出て行った

 

★母が一人で働いていて、保育所に預けられっぱなしになっていた

などの場合だと、本来母親から教えてもらえるはずの「社会性」を誰からも

教えてもらうことができません。フツウに考えると、子供が保育園や幼稚園

に通う年齢までは親の責任ではないでしょうか



生活などのプランにも関係するとは思いますが、ママの持っている知識を

習得してから社会デビューさせてあげたいと思います。




2012/10/06 (Sat)
「こころがしんどいから精神科かな」

「精神科は怖いから、心療内科へ行こうかな」(どちらもほぼ同じです)

「話を聞いてくれるなら、カウンセリングもいいかも」


★そんな中から、カウンセリングを受けることにしました★

  『有名カウンセラーさんにカウンセリングを受けたくて申し込んだの

ですが、3か月待ちといわれました。お弟子さんならすぐ対応してくだ

さるような口ぶりです。でも、その先生じゃないと意味ありませんし・・・』



 カウンセリングは、時間的・空間的な制約があるため、ほとんどの

ところが「予約制」を採用しています。


しかし、上記の事例は「予約制」の弊害ともいえるでしょう。予約制のメリ

ットは、安定した治療(など)を受けることにありますが、新規の申し込み

には時間がかかったり、優先順位が下がるなどのデメリットも発生して

います。

 特にカウンセリングの場合、「今」しんどいから予約したいのに、「今」

話を聞いてほしいから電話しているのに・・・というケースが多いです。

といって同時に二人のクライエントをお受けすることはできません。



 しんどい時期を逃さないのがカウンセリングのツボです。

ルームでは、カウンセリングやご相談のポイントを外さないよう、できる

限りご希望に沿った受け入れを行っています。時間帯さえお許しいただけ

るのなら、当日の対応も喜んでお引き受けしています。


2週間以上待つ必要が

ある場合には、セカンドオピニオンでも構いませんから、ぜひお訪ねください。
2012/09/07 (Fri)
アスペルガー症候群をはじめとする発達障害に苦しむ

方にとって、難しいのが「言葉の裏を読む」という部分です。


☆出勤時間が9:00と就業規則で決まっているのに、

 8:58分に着いたら叱られた。

☆カウンセリングの予約取り消しを所定時間に行ったのに

 たった3回続いただけで受け付けてもらえなくなった。

☆彼が「無理しなくていいよ」と言ったので、安心して3か月

 掃除をしなかったら、同棲を解消された。


この話を読んで、イミが分からないという方は一度お越しください。
2012/08/08 (Wed)

asa1








カウンセリング(心理療法)のひとつに「認知(行動)療法」があります。

認知とは「ある事柄を(一般的な考え方で)認めること」です。

認知療法は、1950年代にアメリカで考案されたもので、うつ・不安・

パニック・自家撞着・ねたみ・罪悪感などにに代表されるこころの問題

など広範囲にわたって有効性が謳われています。

自分の力(論理力)で自己改革を図る手法ということもできます。


たとえば、気力がわかない方に対しては「早起き」という方法で対応

したりします。次のように早起きとスケジュール管理もそのひとつです。

6:00起床・散歩 7:30朝食 9:00部屋の片づけ 12:00昼食

13:00自分なりの仕事 18:00散歩 19:00夕食 22:00入浴

23:00就寝


というスケジュールを毎日実施することで自己暗示をかけ、生活面から

無気力を改善しようとするものです。そのところどころでノートなどに

「なぜできなかったのか」 「そのときどう考えたのか」

「このような考え方はできなかったのか」
という書き込みを行います。


この方法は非常に効果が高く、最近のトレンドとなっています。

ただし、どのような場合にも使えるわけではありません。無理に使えば

自分自身がイヤになることもあります。特に現在仕事ができない方など

には「自分なりの仕事」はとても難しいです。

認知療法を今使うのが良いのかということについては、当相談室宛

セカンドオピニオンでもかまいませんのでお尋ねください。



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