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大阪のカウンセリング・スキルトレーニングルーム 登録商標山手心理相談室のブログです。心理療法などの情報を中心に、メンタルヘルスにお悩みの方に明るい話題を提供させていただきたいと思っています。
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2010/04/24 (Sat)

テレビ番組で最近よく話題になるのが

「認知行動療法」

です。特に「うつ病」などの改善については有効だとする意見が

多くなってきました。

○認知行動療法とは

 テレビではある状態を状況・思考・根拠に分類し、その「歪み」を

 是正するということと説明していました。

 つまり、掃除ができない・自分はダメな人間だ・フツウの人はすべて

 掃除ができる  というものです。しかし、実際にはすべての人が掃除が

 できるわけではありませんから、その認知のパターンを変化させることで

 物事に対する考え方を変えていくことが可能になります。


ところが、実際に認知行動療法を受けた方に多いのが、なぜか

掃除ができない自分はダメな人間だと「説教」されるパターンだそうです。

なぜ、そういうことが発生するのかといえば、知識不足と「目線」だと

思われます。「目線」とは、一般的に医師は患者を「治療」するという

一段上の立場になりますし、逆にそうでなければ良い治療はできません。


精神医学的に言う認知行動療法とは、クライエントの不適応状態に関連する

行動的、情緒的、認知的な問題を対象とし、行動科学の理論や行動変容の各種

技法を用いて不適応な反応を軽減するとともに、適応的な反応を学習させて

いく治療法です。

不安や心配・恐怖という感情面の問題にとどまらず、ドキドキ感や頭痛という

身体的な問題(他に原因があるものを除く)、あるいは,不登校や出社拒否

などの生活上の問題などに対する不適応状態を、同じ目線で、同じ立場で

考え、改善を図っていきましょう。
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