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大阪のカウンセリング・スキルトレーニングルーム 登録商標山手心理相談室のブログです。心理療法などの情報を中心に、メンタルヘルスにお悩みの方に明るい話題を提供させていただきたいと思っています。
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2016/04/04 (Mon)

肺がん・胃がん・乳がんなど、「がん」は一般用語で、同義語として
「悪性腫瘍」とも呼ばれます。長年、日本人の死因トップに君臨して
おり、なんと2人に1人はがんにかかるそうです。

医療の発達により、以前のように「不治の病」ではなくなってきたと
はいうものの、職場復帰は周囲の同意がなければできにくくなっており、
がんと診断された後に仕事を辞める人の割合は3割を超えるそうです。


一方、アスペルガー症候群やADHD・自閉症などの発達障害の場合、
成人になってから見つかる(正確には、少年期に見逃される)ことも
多く、当相談室では特に公務員さんに多く見られます。



その方たちが「発達障害」という診断を受けた場合、どのような扱いに
なっているのでしょう。

一般的に医療機関関係者が指導するのは「勤務先に申告して作業の軽減
等の処置をとってもらう」ことになります。

ところが、上記がんの場合とは違って、発達障害は勤務前から(少年期
から)の症状ですので、周囲の目はさらに厳しくなります。

☆おかしいとは思っていたが、やはり発達障害なのか。

☆仕事が遅すぎるから迷惑なんだ。

☆どおりで職場の雰囲気が悪くなるわけだ。

という反応も多く、同じ給料では雇用できない(暗黙のうちに)とする
企業もあります。


さらに、以外に仕事ができる方にも該当するケースがあり、部下と話が
通じないので、好き嫌いのみで人事評価することもあります。

人員がギリギリまで減少する中で、どうすべきなのかは難しい判断です
が、まず社会的に認知されるよう、私たちも努力したいと思います。





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