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2019/10/31 (Thu)
「法をすり抜けたいで相」と化したのかも。
スポーツマン、またはスポーツ界から引退した方に多いのが、「コミュ障」
です。もともと子供のころから苦手だった場合もありますが、理由としては、
「上意下達の徹底による”考える力”の欠落」が第一でしょうか。
★先輩や監督・コーチのいうことは絶対正しい。
★練習では鉄拳制裁が当たり前。(今でもあるそうです)
★毎日決まった時間に必ず練習する。
★酒を飲んでも年功序列。
体育会出身を標榜するカウンセラーさんもたくさんいらっしゃいますが、以下
のようなことからどうしてもカウンセリングを「決定論」だというような口調に
なる場合が多いようです。
なぜそうなるのか、というと、「疑似アダルトチルドレン」とでもいえるで
しょうか。アダルトチルドレンとは縁遠い環境にいた方でも、厳しいクラブ活動
に慣れてくると自分で自分の考えを話したり、新しいことを考えたりすることが
うまくできなくなります。
それがラグビーやサッカーであっても、柔道や剣道などの武道であっても、スポ
ーツはある意味「ケンカ」的なこともありますから、いろいろなことを考えて
不安になっては上を目指せません。まっすぐ練習に打ち込まないと環境に取り残
されてしまいます。
そのような生活を送ってきた方が、急に「自分で考えろ」と言われても、無理で
すよね。それらの点を考慮すると、幼いころから厳しすぎるしつけを受けてきた
方と似ている部分があることがご理解いただけると思います。
擬似的な発達障害・アダルトチルドレンということでしょう。
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2019/10/10 (Thu)
症状の進行を食い止めるために、全身の対応を32℃程度
に下げることがあります。
体温を下げることによって、脳の代謝機能を低下させ、
これ以上の進行を食い止めるのですが、脳を冷却する
ことによって「植物人間」を生むリスクもあります。
これは脳に関する物理的なダメージですが、他人の行為
によって心理的なダメージを受けることも多々あります。
カウンセリングやスキルトレーニングにおいては、この
「脳の心理的ダメージ耐性」に十分配慮して対応する
必要があります。
たとえば、「頑張ったね」といえば、一般的には励ます言
葉なのですが、これを「イヤミを言われた」では、せっか
くのカウンセリングが意味をなしません。
この状態を防ぐために、カウンセラーは「ラポール」の形
成に努めます。
「神」に頼る前に、ぜひ「人ができること」を試しませんか。
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2019/10/03 (Thu)
みなさんが、手術しなければならない疾病を持ったとしましょう。
そのとき、頼るのは誰かといえば、それは「腕の良い医師」で決
まりです。どれほど優しく、気が合う医師だったとしても、手術
できない方なら、どうしようもありません。
ちょうど、白い巨塔の財前五郎と里見脩二のように。
ところが、心の問題で「カウンセリング」を受ける場合はどうか。
どれほど良いカウンセリングをしてくれるカウンセラーが存在し
たとしても、クライエントさんが選ぶのは「気が合う」タイプの
方でしょう。
「気が合う」ために必要なことは、IT社会では「ムダ」といわれる
クオリア(感覚質)を大切にしてくれること。もちろん、技法も
最高に近いものが必要ですが。
たとえば、こんな話があります。
『真梨子は技巧的に上手いけど曜子は心で歌っているんだよ』
(BYペドロ梅村)
少しでも多くの方に、暗闇から抜け出していただきたいと思います。
2019/09/19 (Thu)
寒くなりそうですね。
誠に申し訳ないのですが、山手心理相談室では10月以降料金の改定を
させていただきたく存じます。なるべくみなさまにご負担をおかけしない
よう、以下の料金のみ改定(値上げ・です)させていただきます。
カウンセリング(面談) 6,000円(1時間)
カウンセリング(初回面談)7,500円(90分)
上記にはスキルトレーニング・その他相談を含みます。出張・夫婦・電話
メール・遠方等は現行のまま据え置きます。
(出張時交通費の値上げ分はご負担ください)
山手心理相談室では、今後とも安心・安全・安価をモットーに活動していき
たいと思っています。どうかご支援をお願いいたします。
2019/09/12 (Thu)
最近、タバコを電子タバコ(Vape)に変えている方が多いようです。
「タバコを止めたのだから、禁煙成功だね!」などのツイートなど
もみられるようですが・・・。
一般的なカウンセリングルームでは、依存症に関する知識が不足し
ているために、問題の本質を見逃すことがあります。
以下の場合はどうでしょう。
*ADHDの薬を飲むと夜眠れない。
*アタマが重いので朝起きれない。
*親友が引っ越して寂しい。
実際には、主訴はその通りでも、「明け方までゲームをしていた」と
事実を「無意識に隠す」ケースが多くあります。クライエントさんが
話す「事実」に基づいて対応するのがカウンセリングではありますが、
事実の裏に隠された「真実」を掘り起こすのは、とても難しいです。
なぜかというと、依存症の方は「問題の本質を見失う」からです。自
分が依存症であることを「隠す」のではなく、見えていないから「言
わない」になります。
また、依存がある程度強くなると、本質に迫ろうとすると「否定」が
入ります。このあたりが、依存症=否定の病と呼ばれる所以でしょう。
*ゲームは多少します。
が代表的なものです。自分にゲーム依存という自覚がないために、客
観的にみれば事実とは違う話をするわけです。
依存症を改善するには、基本的にご家族の協力が必要です。ご家族の
方が語る「真実」(=客観的な事実)によって、改善への道筋がつけ
やすくなります。
成人だから恥ずかしいと思わず、ぜひ「ご家族と一緒に」お越しくだ
さい。

山手心理相談室