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大阪のカウンセリング・スキルトレーニングルーム 登録商標山手心理相談室のブログです。心理療法などの情報を中心に、メンタルヘルスにお悩みの方に明るい話題を提供させていただきたいと思っています。
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2017/04/27 (Thu)
最近、「公務員への就職が30%!」や「社会経済実務に対応できる学生を育てます」というように、いかにも社会適応能力を高めるような宣伝を掲げる大学が増加しているようです。ところが、これって誰が教えるのかというと、第一義としては「社会経験のマッタクない大学教授とその弟子たち」なのだから、当然疑ってかかるべきでしょう。

同じような状況にあるのが歯科医師・接骨マッサージ師・臨床心理士・理容師・・・と、残念ながらこれまた大変多く存在します。(最近では弁護士まで加わってきましたね)学校を出てから社会経験を積まずに独立する方もたくさんいらっしゃいますが、ここでは臨床心理士について説明したいと思います。

当相談室が参加している「ある会合」に出てきている40代の臨床心理士さんは、「身分:契約社員」「年収240万円」だそうです。その年収にしたところで、本業とコンビニでのバイト収入合計だといいますから、毎年100万円前後の費用を支払って(しかもその間収入はほとんどありません)出た大学院の見返りとしてはいかがなものかと。


さらに、開業・勤務を問わずカウンセラーの前に立ちはだかるのが「境界性パーソナリティ障害」です。同じパーソナリティ障害でも、統合失調性や自己愛性などの場合は基本的におとなしいことが多く、イヤなら来なくなるだけですが、境界性の場合は「社会常識」が瞬間湯沸かし器のように消滅します。開業しておられる方は、この問題がかなり影響しているのはご理解いただけると思いますが、心理学系の講義で取り扱われることはほとんどありません。ですから、突然襲ってきた症状の前に、どうすることもできずに廃業する方も後を絶たないようです。


山手心理相談室では、そのようなカウンセラーさんの相談もお受けしています。上司や同僚にも言えず抱え込んでいる方は、廃業前に一度お立ち寄りください。

 




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