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大阪のカウンセリング・スキルトレーニングルーム 登録商標山手心理相談室のブログです。心理療法などの情報を中心に、メンタルヘルスにお悩みの方に明るい話題を提供させていただきたいと思っています。
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2012/04/13 (Fri)

京都で発生した事件(事故)のことはネットや新聞などでご存知の方

も多いと思います。


なぜ、あんな事故が起きたのかーーー。


産経ニュースより転載


『7人の歩行者を巻き込み、自らも死亡した暴走の原因は持病の発作だったのか-。軽ワゴン車で配達途中だった藤崎晋吾容疑者(30)について、家族は「てんかんと診断され、運転を禁止していた。家族の管理不足です」と声を震わせ、謝罪した。一方、勤務先は「車が必須の仕事で、てんかんと知っていたら採用していない」と釈明、会社に持病について伝えたとする家族側の言い分と食い違った』

 


この問題については、実際にどうだったのかは関係者により見解が

分かれていますが、問題点は次の2つだと思います。


1.障碍者に対する差別問題

 

2.医療専門性の問題


1.についてはお分かりの方も多いと思いますが、病歴を持っている方

のうち「うつ」などでも就職の際には隠しておられる場合が多いです。

就職戦線が厳しい中、疾病を抱えている方のそれはさらに厳しく、「0」と

いってもいいくらいですから。


2.はたとえば、医師の専門性の問題です。「うつ」と「てんかん」「統合失調症」

は以前は同じ
ジャンルで扱われていたのですが、現在では精神科・心療内科と

脳神経内科に分かれて
しまっています。

(最近では発達障害やアスペルガーなどもそうだと思います)

 

ですから、てんかんのことは精神科医はわかり辛く、うつは脳神経内科では

扱わない場合がほとんどです。

 

同じような部分にある故障が引き起こす症状と言われていても、実際には

全体的に
見てくださる施設がないとぴうのが現実。

 

同じようなことはPMSでも発生しています。これは婦人科と精神科でしょうか。

同じ脳という部位を切り分けることなどできません。患者本位の制度を構築して

ほしいものです。

 

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