魔女の鏡 ～ペルソナとシャドウ～

ある女優さんのお話をしましょう。

彼女は、とても美しい方なのですが、実際には「自分が本当に美しいのか」を
とても不安に思っています。

童話の中なら、「鏡よ鏡よ鏡さん、世界で一番美しい人はだれ？」と聞けば
良いのですが、実際にはそんなものはありませんから、いったいどうすれば
良いのでしょう。

　　　　　　　　　　


一般的に、人はTPOによって「顔」を使い分けます。

・会社員としての顔

・母親としての顔

・婚活パーティーで見せる顔

・親戚に見せる顔

この異なる顔をユング心理学では「仮面（ペルソナ）」と呼び、仮面を使い分け
ていると表現しています。

一方、「フダンは抑えこんでいる一面」、たとえば、不安でたまらない顔・ある
いは怒りまくっている顔などですが、これを「影（シャドウ）」と呼んでいます。

他人に見せる顔であるペルソナを光とするならば、影であるシャドウはそれとは
逆の顔（暗黒面）になります。


山手心理では、なぜこの現象が起きるかを一緒に突き止め、改善に向かって歩ん
でいきます。この「光と影」を催眠やスピリチュアルで除去することはできません。
「真実の自分」と「真実の逆の自分」が理解できた時、はじめて解消のスタート
ラインに立つことができます。


（症状は個人差があり、脳外科の範疇に入ることもあります）
 
不安が高じて、周囲の方に「私キレイ？」と聞いてしまう前に、また周囲の方に
「キレイな顔だね」と無理に言わせる前に、改善にお越しください。

 
 

   
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