大阪のカウンセリング・スキルトレーニングルーム 登録商標山手心理相談室のブログです。心理療法などの情報を中心に、メンタルヘルスにお悩みの方に明るい話題を提供させていただきたいと思っています。
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なぜ人間は「うつ(病)」になるのかという点について確認したいと思います。
まず、従来のうつについて
従来型の場合に限りませんが、現在のところ、明確な結論は得られていない
ということです。脳の海馬、あるいは帯状回といった部分の萎縮や傷などが
仮説としては有力なようですが、はっきりとはしていません。かかりやすい
タイプとしては
1.真面目で仕事熱心
2.几帳面
3.責任感が強い
など、いわゆる「タイプA」が発症しやすいといわれています。このタイプは
仕事だけではなく、生活のすべてにわたって支障が出ます。
たとえば、上司が「早く帰れ」と指示しても、「自分のせいでみんなが遅く
なってしまう」と考えてしまい仕事をすべて終えてから帰宅しようとします。
また、自分のために会社に迷惑がかかっているとか、自分が能力不足なのだと
「自分」ばかりを責めるようになります。
生活全般にわたって落ち込みますから、次第に外出や家事などもできなく
なってしまいます。
この状態は、気持ちのあり方・努力などで改善できるものではありません。
変えようと無理をすれば逆に症状を悪化させてしまうことが多いです。
このケースは書物などの記述も多くありますので、省略いたします。
まず、従来のうつについて
従来型の場合に限りませんが、現在のところ、明確な結論は得られていない
ということです。脳の海馬、あるいは帯状回といった部分の萎縮や傷などが
仮説としては有力なようですが、はっきりとはしていません。かかりやすい
タイプとしては
1.真面目で仕事熱心
2.几帳面
3.責任感が強い
など、いわゆる「タイプA」が発症しやすいといわれています。このタイプは
仕事だけではなく、生活のすべてにわたって支障が出ます。
たとえば、上司が「早く帰れ」と指示しても、「自分のせいでみんなが遅く
なってしまう」と考えてしまい仕事をすべて終えてから帰宅しようとします。
また、自分のために会社に迷惑がかかっているとか、自分が能力不足なのだと
「自分」ばかりを責めるようになります。
生活全般にわたって落ち込みますから、次第に外出や家事などもできなく
なってしまいます。
この状態は、気持ちのあり方・努力などで改善できるものではありません。
変えようと無理をすれば逆に症状を悪化させてしまうことが多いです。
このケースは書物などの記述も多くありますので、省略いたします。
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少し前までは、「うつ(病)」の定義といえば、
1.まじめで几帳面な人がなりやすく
2.朝に調子が悪くて、食欲が減退する
3.気持ちが沈んで、自殺を考える
長いあいだ、それがうつ病の典型的な症状だと考えられてきました。
しかし、もはや「うつ」が単独で発生する場合は稀であり、その症状は
人によって大きな違いがあるといわざるを得ない状況になっています。
ゆううつなときばかりではなく、何か楽しいことがあれば、一時的には
元気になる、身体が鉛のように重く感じる、ちょつとしたことでイライラ
する。夕方に不安や心配が悪化する。これが「新型うつ」の典型的な
症状です。いつも浮気をしていないと不安になるとうい方もおられます。
対処法としては、まさに「人それぞれ」なのでしょう。症状を訴える方の
話を十分に聞き、その中で対応策を見つける必要があると思います。
「うつ」の原因にアダルトチルドレンやアスペルガー・ADHDなどが
絡んでいれば、その対応も並行して行う必要がありますから、問題は
さらに複雑化します。
現在のシステムでは、薬とカウンセリングを効果的に使い分けることは
難しいのですが、「良い医師」が「良いカウンセラー」とは別だということを
認識していくことが重要だと思います。
1.まじめで几帳面な人がなりやすく
2.朝に調子が悪くて、食欲が減退する
3.気持ちが沈んで、自殺を考える
長いあいだ、それがうつ病の典型的な症状だと考えられてきました。
しかし、もはや「うつ」が単独で発生する場合は稀であり、その症状は
人によって大きな違いがあるといわざるを得ない状況になっています。
ゆううつなときばかりではなく、何か楽しいことがあれば、一時的には
元気になる、身体が鉛のように重く感じる、ちょつとしたことでイライラ
する。夕方に不安や心配が悪化する。これが「新型うつ」の典型的な
症状です。いつも浮気をしていないと不安になるとうい方もおられます。
対処法としては、まさに「人それぞれ」なのでしょう。症状を訴える方の
話を十分に聞き、その中で対応策を見つける必要があると思います。
「うつ」の原因にアダルトチルドレンやアスペルガー・ADHDなどが
絡んでいれば、その対応も並行して行う必要がありますから、問題は
さらに複雑化します。
現在のシステムでは、薬とカウンセリングを効果的に使い分けることは
難しいのですが、「良い医師」が「良いカウンセラー」とは別だということを
認識していくことが重要だと思います。

昔はカーペンターズの妹(カレン)がなったことで知られるのが
この摂食障害です。
摂食障害は、極端な食事制限(拒食)や、過度な量の食事の
摂取(過食)などを伴い、それによって患者の肉体的な健康
に様々な問題が引き起こされることをいいます。
また食べ物を口に入れたまま飲み込まずにビニール袋などに吐く
という行為を繰り返すチューイングと呼ばれる現象も見られます。
摂食障害は、人間関係の問題などによるストレスや不適応状態、
コミュニケーションの不足などが原因とされています。
依存症の一種なのですが、問題は、身体の不調が優先される
ために、内科への入院が多いことでしょうか。
生命の危険があるから精神科では対応できないのでしょうが、
内科での「完治」は体重増加という場合がほとんどで、こころ
の治療までは手が回らないのが実情です。
こころのやすらぎを得ることは難しいのですが、少しでも安心
できる医師やカウンセラーとの出会いも必要ですね。さらに
その前提となるのが「家族」であることも覚えておいてください。
この摂食障害です。
摂食障害は、極端な食事制限(拒食)や、過度な量の食事の
摂取(過食)などを伴い、それによって患者の肉体的な健康
に様々な問題が引き起こされることをいいます。
また食べ物を口に入れたまま飲み込まずにビニール袋などに吐く
という行為を繰り返すチューイングと呼ばれる現象も見られます。
摂食障害は、人間関係の問題などによるストレスや不適応状態、
コミュニケーションの不足などが原因とされています。
依存症の一種なのですが、問題は、身体の不調が優先される
ために、内科への入院が多いことでしょうか。
生命の危険があるから精神科では対応できないのでしょうが、
内科での「完治」は体重増加という場合がほとんどで、こころ
の治療までは手が回らないのが実情です。
こころのやすらぎを得ることは難しいのですが、少しでも安心
できる医師やカウンセラーとの出会いも必要ですね。さらに
その前提となるのが「家族」であることも覚えておいてください。

カウンセリングを行っていると、どうしても「怒り」がこみあげてきて
対応できなくなるクライエントさんが出てきます。
男性・女性を問わずおられるのですが、特に女性の場合は「生理」
(月経)が大きな影響を与える場合があります。
以前は「月のもの」といわれていたように、女性と生理は切り離せない
関係にあります。
その1週間くらい前になると、
「イライラする」
「気分が沈んでしまう」
「からだの具合が悪くなる」
という状態をかなりの方(約8割ともいわれています)が経験しておられ
ます。
このような、排卵から生理開始までの時期に現れる身体的・精神的不快
な症状を総じて、生理(月経)前症候群(PMS)といいます。
PMSについては、基本的に精神療法では対応が難しいです。症状を
軽減するには、服薬によるのがベストだと思われます。
PMSの症状は個人によって違ってきます。
「胸が張ってくる」
「下腹部に痛みを感じる」
といった身体的なもの、
「イライラする」
「普段なら何でもないことに腹を立てる」
「理由もなく悲しくなる」
というような精神的なものなど、例をあげればキリがありません。
PMSは、閉経前の女性であれば、誰にでも起こり得る症状です。
決して特別な病気ではありません。むしろ、女性として健康である証明
ともいえるでしょう。
ところが、困ったことに、この症状を専属で診察してもらえる施設が
あまりないのです。基本的には婦人科が担当になるのでしょうが、当
ルームが同行した事例では、婦人科医は精神病に詳しくなく、精神科は
女性特有の症状についてあまりご存知ないようです。
これはうつなどの病気にも関係します。同じ「脳の病気」で、症状によ
って細かく違った施設を探すことは、一般人には(ネットが普及したと
いっても)難しいと言わざるを得ません。
カウンセリングと医療の垣根が厳然として存在するように、同じような
症状を総合的に診断できる体制づくりが望まれています。
(※PMSを女性特有の現象と捉えるか、病気と分類するかについては
議論が続いているようです)
対応できなくなるクライエントさんが出てきます。
男性・女性を問わずおられるのですが、特に女性の場合は「生理」
(月経)が大きな影響を与える場合があります。
以前は「月のもの」といわれていたように、女性と生理は切り離せない
関係にあります。
その1週間くらい前になると、
「イライラする」
「気分が沈んでしまう」
「からだの具合が悪くなる」
という状態をかなりの方(約8割ともいわれています)が経験しておられ
ます。
このような、排卵から生理開始までの時期に現れる身体的・精神的不快
な症状を総じて、生理(月経)前症候群(PMS)といいます。
PMSについては、基本的に精神療法では対応が難しいです。症状を
軽減するには、服薬によるのがベストだと思われます。
PMSの症状は個人によって違ってきます。
「胸が張ってくる」
「下腹部に痛みを感じる」
といった身体的なもの、
「イライラする」
「普段なら何でもないことに腹を立てる」
「理由もなく悲しくなる」
というような精神的なものなど、例をあげればキリがありません。
PMSは、閉経前の女性であれば、誰にでも起こり得る症状です。
決して特別な病気ではありません。むしろ、女性として健康である証明
ともいえるでしょう。
ところが、困ったことに、この症状を専属で診察してもらえる施設が
あまりないのです。基本的には婦人科が担当になるのでしょうが、当
ルームが同行した事例では、婦人科医は精神病に詳しくなく、精神科は
女性特有の症状についてあまりご存知ないようです。
これはうつなどの病気にも関係します。同じ「脳の病気」で、症状によ
って細かく違った施設を探すことは、一般人には(ネットが普及したと
いっても)難しいと言わざるを得ません。
カウンセリングと医療の垣根が厳然として存在するように、同じような
症状を総合的に診断できる体制づくりが望まれています。
(※PMSを女性特有の現象と捉えるか、病気と分類するかについては
議論が続いているようです)

日ごろは当相談室をご利用いただき、ありがとうございます。
このたび、ブログ名を「こころの相談室with山手心理」と
変更させていただきます。
心理療法・カウンセリング・催眠療法・認知行動療法などに
関する記事を充実させるとともに、ネット上での無料相談も
承りますので、引き続きご活用をお願いいたします。
このたび、ブログ名を「こころの相談室with山手心理」と
変更させていただきます。
心理療法・カウンセリング・催眠療法・認知行動療法などに
関する記事を充実させるとともに、ネット上での無料相談も
承りますので、引き続きご活用をお願いいたします。