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大阪のカウンセリング・スキルトレーニングルーム 登録商標山手心理相談室のブログです。心理療法などの情報を中心に、メンタルヘルスにお悩みの方に明るい話題を提供させていただきたいと思っています。
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2011/06/01 (Wed)
アスペルガー症候群の定義については、ご存知の方も多いと思い

ますが、

社会性・コミュニケーション・想像力についての特異性が認められる

広汎性発達障害です。(ADHD・LD・自閉症などもその仲間です)

先天性の脳機能の障害と定義され、いわゆる「こころの問題」では

ありません。


生まれながらに脳機能の偏りがあり、知覚や嗅覚などさまざまな部分

で一般 の方とは違った反応が見られます。

その中でも「ひとりぼっち」が苦にならないというのが、社会的には最大

の問題 だともいわれています。




よく「そんなバカな」といわれるのですが、アスペルガーといわれる

(あるいは思い込んでいる)方の中には「先天的」とは思えない方が

結構おられます。



その中で、上記の条件を満たしているように見えるにもかかわらず、


『高校生ぐらいからそんな感じになった』(!)


という方が多いことに私たちは疑問を抱きました。さまざまな改善方法

を試みた ところ、そのレベルの方では社会生活に不自由しなくなった

(といっても、”得意” ではありませんが)という方が何人もおられます。

これって、定義からすればおかしなことです。「脳機能の障害」がカウン

セリングで改善できるとは思えませんからね。

この原因としては、診断の運用がまちまちなこともあげられるでしょう。


アスペルガー症候群を含む発達障害には、一説によれば7%程度の方

が該当するといわれています。もしそれが本当なら、それは「障害」では

なく「特性」になるということかもしれません。そんなに大ぜいの方が

「障害」なら国家として立ちゆきませんから。


ある意味、アスペルガー症候群は「時代の必然」だともいえるでしょうか。

日本を例にとれば

江戸時代までの大家族(親戚がかたまっていた)

祖父母・両親・子供二人

両親・子供一人

独身


という具合に、文明の進化とともに、どんどん人は「ひとり」になることを

希望
しています。

他の先進国でも、基本的にはそういう傾向が見られます。

だからといって、「今を生きる」私たちにとって、コミュニケーション

がなければひとりぼっちになってしまいます。



人とうまくコミュニケーションができないと思う方は、ぜひ当相談室を

お訪ねください。

まずみなさまの苦しみをお聞きし、今よりは元気になっていただきたい

と切に思っています。




★山手心理相談室(大阪・本町相談ルーム)は医療機関ではありません

ので、診断を行うことはできません。また、診断書も発行できません。

何卒ご了承をお願いいたします。

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