大阪のカウンセリング・スキルトレーニングルーム 登録商標山手心理相談室のブログです。心理療法などの情報を中心に、メンタルヘルスにお悩みの方に明るい話題を提供させていただきたいと思っています。
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2019/09/12 (Thu)
最近、タバコを電子タバコ(Vape)に変えている方が多いようです。
「タバコを止めたのだから、禁煙成功だね!」などのツイートなど
もみられるようですが・・・。
一般的なカウンセリングルームでは、依存症に関する知識が不足し
ているために、問題の本質を見逃すことがあります。
以下の場合はどうでしょう。
*ADHDの薬を飲むと夜眠れない。
*アタマが重いので朝起きれない。
*親友が引っ越して寂しい。
実際には、主訴はその通りでも、「明け方までゲームをしていた」と
事実を「無意識に隠す」ケースが多くあります。クライエントさんが
話す「事実」に基づいて対応するのがカウンセリングではありますが、
事実の裏に隠された「真実」を掘り起こすのは、とても難しいです。
なぜかというと、依存症の方は「問題の本質を見失う」からです。自
分が依存症であることを「隠す」のではなく、見えていないから「言
わない」になります。
また、依存がある程度強くなると、本質に迫ろうとすると「否定」が
入ります。このあたりが、依存症=否定の病と呼ばれる所以でしょう。
*ゲームは多少します。
が代表的なものです。自分にゲーム依存という自覚がないために、客
観的にみれば事実とは違う話をするわけです。
依存症を改善するには、基本的にご家族の協力が必要です。ご家族の
方が語る「真実」(=客観的な事実)によって、改善への道筋がつけ
やすくなります。
成人だから恥ずかしいと思わず、ぜひ「ご家族と一緒に」お越しくだ
さい。
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