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夫婦問題の解決を図るカウンセリングを「夫婦カウンセリング」と一般的に
は呼んでいるのですが、実は「夫婦」を定義づけるのは難しいと思います。
不倫・浮気・金銭問題・DV・依存症・発達障害・親の介護・子供の非行な
どどこまでを「夫婦」の問題とするのかもはっきりしません。
そのため、夫婦問題専門カウンセラーに相談すると、「夫と妻」問題に矮小
化されるケースもあるわけです。
その中で「夫婦間の適応障害」と呼べるのがカサンドラ症候群や、マザコン
などの依存症です。
適応障害とは、一般的にはサラリーマンなどに多い症状ですが、最近では家
庭の主婦などにも増加が見られます。
ある特定の状況や出来事(たとえば、昇進・転勤・結婚・同居・海外勤務等)
が、当事者にとって非常につらく、職場や家庭などに適応できないため、そ
の状況に耐えられないと感じられる状態を適応障害といいます。
適応障害は、アダルトチルドレンなどと同様に「周囲の環境による成育歴」
を意味しますが、不適応状態の原因が環境にあるのか・自分にあるのかによ
っても対応は大きく違ってきます。
たとえば以下のような症状が出ますが、その原因によって対応は全く別にな
ることもあります。
*涙が自然と出てくる
*過剰な心配・不安・抑うつ状態
*突然怒りが出る・無謀運転や器物破壊行為
*焦燥感・食欲不振
*頭痛・腹痛・倦怠感・慢性的な疲労感
*不眠や過眠
*昼夜逆転現象
そのうち、うつや不安・寂寥感などが現れる場合は環境的要因が主として考
えられますので、ストレッサー(ストレスの元凶)から離れると症状は次第
に改善します。
そういった場合は、カウンセリングを通してストレスフルな状況に適応する
力をつけることも有効な治療法ですが、実際にはカウンセリングどころでは
ない巨大ストレスを受けることも多く、その際には医療機関での対応を考慮
していただくことになります。
どんな場合でも同じなのが、症状を自覚したら、早めにカウンセリングを受
けることです。
カウンセリングだけで対応できなくなると、服薬も併用するわけですが、改
善も2段階にわたりますので時間を要します。
登録商標山手心理相談室では、原因が環境にある場合・ご自身にある場合と
も対応可能です。お気軽にご連絡ください。
(境界性パーソナリティ障害には対応できません)
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