滅びゆく神戸①神戸電鉄粟生線存続問題ー１

穏やかではなさそうなタイトルですが、神戸に災害が発生するということでは
ありません。最近久しぶりに神戸市西部・三木方面への出張があり、以前と同じ
感覚でいたところ、「ずいぶん不便になってますよ」と言われてびっくり。
（何年前なのかは内緒です）

　　　　　　


神戸電鉄は、はるか昔は「準大手私鉄」に属していましたが、今では中小私鉄
の仲間入りをしてしまっています。その大きな要因が粟生線（あおせん・鈴蘭台
駅～粟生駅間）の大赤字問題といえるでしょう。粟生駅といえば、JR西日本・
北条鉄道そして神戸電鉄と、形で言えば３社乗り入れというハブ駅のはずですが、
7・8・19時台は1時間に3本、6・18時台は1時間に2本、それ以外の時間帯
は1時間に1本という何とも淋し気な駅になっています。南海高野山駅
（極楽橋駅～ここも相当寂びていますが）のような観光名所もなく、廃線
もささやかれている路線です。

そもそも「神戸電鉄って何？」というところから始めないといけませんね。

　　　　

『兵庫県<南東部で神戸市兵庫区を起点に同市北区有馬温泉三田市小野市方面へ延びる鉄道路線を運営する、阪急阪神ホールディングスグループの鉄道会社現在は神鉄（しんてつ）と呼ばれ、2004年までは準大手私鉄とされていた』（wikiより抜粋）

全国登山鉄道‰会加盟会社というところから、分かる方には分かるのですが、
山岳地帯を走る電車としては日本一といえるスピードで神戸市の表と裏を
駆け抜けます。撮影隊もよく登場します。


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