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しかし、適応障害っていったい何だろうと問われると、よく分からない。
うつ?新型うつ?アダルトチルドレン?いったいどんな症状なの?
適応障害は、ある特定の状況や出来事(たとえば、昇進・転勤・結婚・
同居・海外勤務など)が対象者にとってとてもつらく、耐えられないと
感じられること。また、その状態の持続によって気分や行動面にさま
ざまな症状が現れてくる現象をいいます。
ストレス要因によって日常生活や社会生活、職業・学業的機能において
著しく停滞が発生し、一般的な社会生活ができなくなるストレス障害です。
たとえば以下のような症状が発生します。
★涙もろくなる
★過剰な心配・不安・抑うつ状態
★すぐに怒りが出る・無謀運転
★頭痛・腹痛・倦怠感・慢性的な疲労感
★不眠や仮眠・食欲不振
うつなどを「原因」のサイドからみたのが適応障害ということになります。ス
トレスとなる状況や出来事がはっきりしているので、その原因から離れると
症状は次第に回復しますが、取り除けない状況(原因が職場の上司であっ
たり、学校の先生であったりする場合など)では症状が慢性化することもあ
ります。そ
ういった場合は、カウンセリングを通してストレスフルな状況に適応する力を
つけることも有効な治療法ですが、実際にはカウンセリングの範囲を超える
ストレスを受けることも多く、医療機関での対応や職場復帰トレーニングも念頭
に置いていただくケースも多いです。

偏りがある症状とされています。
アスペルガー症候群・ADHD・広汎性発達障害などみな同じことが
言えます。「できない」ことがあるということでもあります。
それとは別に、成育環境が劣悪だったため(多少悪い程度だったとしても
本人が劣悪だと思う場合を含みます)、生まれながらではないのに、同じ
ような状態になることも多いです。
その状態がアダルトチルドレンと呼ばれているケースです。
現代医学では、脳のゆがみを手術によって回復させることはできませんし、
また、どこからどこまでが「ゆがみ」なのかという問題も発生します。
国家の運営者の意向に逆らうものはすべて「障害」になることもありえ
ますから。
現在の診断システムでは、一部の機関を除けばずいぶん簡単に診断が
なされています。テストと問診のみというところもあるくらいです。
山手心理相談室では、本来「苦手」とするべき方で、「障害」というレッテル
を貼られている方について、特に改善できればと考えています。
判断は難しいですが、よろしければ一緒に頑張りましょう。

うつ病などのように病名ではありません。
(うつ・新型(非定型)うつ・不安障害・適応障害など、その症状によって具体的な
疾病として診断されています)
たまにですが、「境界性パーソナリティ障害」という診断名がつく場合もあります。
(「境界」という単語は、最近ではあまり意味がありません)
これは、不安定な思考や感情、行動およびそれに伴うコミュニケーションの
不安定さを中心とする症状です。
具体的には、衝動的行動、二極思考、対人関係の障害、慢性的な空虚感、薬物や
アルコール・異性への依存や自殺企図などの自己破壊行動が挙げられます。
★線路に寝転がる
★マンションの高層階から飛び降りるしぐさを見せる
また怒り、空しさや寂しさ、見捨てられ感や自己否定感などの感情をコントロール
できないために、医師やカウンセラーに怒りをぶつけることも多いです。
そうなると、感情が平常に戻れば、恥ずかしさと後悔で次の診察には行けなくなって
しまいます。
治療は投薬と心理療法を併用するのが良いのですが、感情起伏のあまりの激しさに
対応できるところが少ないというのが現状です。
ご家族にこのような症状の方がおられた場合、1対1で止めようとすれば、健常な
方まで引っ張られることも多いです。適切な病院で、家族全員の対応が必要です。

医学界の方はアメリカ・日本・ヨーロッパなどを問わず本当に「名前を付ける」
のがお好きですね。(笑)
一般の方は「そんな病気もあったんだ」という感触じゃないでしょうか。どうも
分かりにくいように思います。
何でもかんでも「障害」に結びつける手法に対しては違和感を感じざるを得ません。
ASD(自閉症スペクトラム障害)は人の気持ちを察したり、自分の気持ちを言葉で
表現するのが苦手な障害です。自閉症や広汎性発達障害・アスペルガー症候群
など「社会性やコミュニケーション」の障害の総称です。どこからどこまでが
アスペルガーでそれ以外は広汎性発達障害なのかという垣根が分からないので
「ええい、くっつけちゃえ!」
と考えたのかどうかは分かりませんが、それらの垣根を取っ払って、分かりやすく
したものです。ただし、今度は「健常」と「障害」 の区別が大変になってくると思い
ますが・・・。
一般的には知的障害を伴わない自閉症について主として説明していますが、ある
理由から改善が進んでいません。
この問題に対しては当相談室にたくさんの方がお見えです。不安な場合は一度
ご相談ください。
改善方法などは当相談室編集のアスペルガー・新型うつの真実とカウンセリングの
受け方に記載しています。興味のある方は左側のリンクから購入をご検討ください。

おられる方はとても多く、また社会活動に積極的にかかわれない
ケースが大部分ではないでしょうか。
ニュースで発達障害の方の事件が特集されるたびに、違和感を感じ
ます。量刑以外の部分でです。
以下MSN産経ニュースより転載します。
< 大阪市平野区で姉=当時(46)=を刺殺したとして殺人罪に問われ、1審大阪地裁で発達障害の一種のアスペルガー症候群などを理由に「社会に受け皿がない」として、求刑懲役16年を超える懲役20年の判決を宣告された無職、大東一広被告(42)の控訴審判決公判が26日、大阪高裁で開かれた。松尾昭一裁判長は「出所後は公的機関の支援があり、受け皿はある。量刑は重すぎて不当」などと1審判決を破棄、懲役14年を言い渡した。
昨年7月の裁判員裁判の1審判決は「アスペルガー症候群の影響は量刑上、大きく考慮すべきではない」「反省が不十分。再犯のおそれがあり、長期間刑務所に収容することが社会秩序のため」などとしていた。
これに対し、松尾裁判長は判決理由で「(生活の面倒を見ていた)姉の善意を嫌がらせと受け取るなど、アスペルガー症候群が犯行に至る経緯や動機に大きく影響した」と指摘した。
さらに、「十分に反省の態度を示せないのも影響のため」と判断。出所した障害者らを支援する「地域生活定着支援センター」が都道府県に設置されている点に触れ、「およそ社会に受け皿がないなどはいえない。原判決は再犯可能性の評価を誤った」と述べた。
判決によると、大東被告は約30年間にわたり引きこもり状態で、姉に逆恨みを募らせて殺害を決意。平成23年7月、自宅を訪れた姉の腹などを包丁で何度も刺して殺害した。>