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先日逝去した、21世紀が生んだ天才物理学者スティーブン・ホーキング。
ご存知ない方もたくさんおられると思いますが、あのアインシュタインと
並び称されるされることもある方です。
彼には筋萎縮性側索硬化症という全身の筋肉が衰えてゆく難病があり、その
ために自身では身体が動かせない状態になっていました。
ところが、その知的な才能を開花させたのは、病気のために肉体的に衰
えていくホーキングを支えた元妻ジェーン、あるいは病気そのものの功績
もあったそうです。
ところで、人間は体内に起きた”病変”を察知する力があります。
「くしゃみが止まらないから花粉症かな」
「アタマがぼーっとしてるから熱があるのかな」
という具合に。
ところが、最近言われている緑内障のように、そのサーチをかいくぐって
進行し、気付いた時には視野の半分が欠けているという症状もあります。
それとは別に、発達障害の方に多いのが、脳内伝達の不足による病状悪
化です。
「くしゃみが止まらないなあ」
「アタマがぼーっとするなあ」
・・・・だから?いや、それだけです。ある状態が、その後にどのような作用
を及ぼすのかが考えられないのですね。
なので、病院に行っても手遅れになるケースが多くなりがち。発達障害の方
が糖尿病にり患した場合などは顕著です。そうでなくても、うつを放置して、
ある日突然全身が鉛のように動かない。この症状を「鉛様麻痺」と呼ぶ方も
おられますが、実際にはその方が発達障害である場合が多いのでは。
また、身体の不調(身長が一人だけ低い・あるいは高いあるいはバセドウ病・橋
本病・メニエール・てんかん等)などの場合も、ご家族は「発達障害ではない」
と思っておられるかもですが、実際には発達障害が内在することもよくあります。
山手心理相談室では、そのようなのバランスを考え、改善を図ります。
(医療機関ではありませんので、身体の障害を改善できるわけではありません)