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近畿地方がやっと梅雨入りしたと思ったら、九州地方が豪雨になったりして、
どんどん熱帯化が進んでいるのが感じられます。トランプ大統領は、本気で
「気温上昇していない」と思っている方なので感じないでしょうが。(笑)
お天気には十分注意してくださいね。
最近の傾向として、山手心理相談室では<トレーニングコース>ご希望の方
が多くなっています。他のカウンセリングルームと比べて口コミも多いので
すが、良い悪いを含めて大部分がトレーニングコースをの方で、あとは正体
不明の方だと思われます。
今回は”カウンセリングとトレーニングの違い”について再度記載してみますね。
ホームページをご覧になってお越しになった方の、共通の苦手項目が「コミュ
ニケーション」です。他のカウンセリングルームや話し方教室に通ってみたけど、
どうもしっくりこないという場合、当相談室のシステムを気に入っていただける
方が多数いらっしゃいます。
ただ、何回か進んでいくうちに「カウンセリングとの違い」に戸惑う方もみられま
す。その共通の感覚が「何かは分からないが、しんどい」というもの。
それはそうだと思います。学生時代にクラブ活動をされていた方ならご理解い
ただきやすいのですが、うまくなるためには毎日のように練習漬け。怒鳴られて
ばかりだったという方も多いでしょう。
ミュゼでは、原則として「怒られる(=カウンセラーが怒る)」ことはありません。
それがどうして辛くなる(しんどくなる)のかといえば、「苦手なことを練習する」
からです。
(認知行動療法を中心に行っているカウンセラーの中には、本気で「怒る」方が多
数おられるように聞き及びます。「怒る」=「指導」だと思っておられるのでし
ょうね)
クラブ活動では、基本的に「好きなこと(スポーツや音楽など)」を習得しますが、
ミュゼでのトレーニングは「苦手(嫌い)なこと」練習します。当然ですが、苦手な
分クラブ活動よりはるかにしんどいものになります。「自分の成長」を実感できる
まではつらい日が続きます。(苦しすぎない工夫はしていますよ)
したがって、トレーニングコースに向いている方は、「苦しさに負けず、自分の成
長を客観視できる方」ということができますが、アダルトチルドレンさんをはじめ、
「絶対大丈夫」という方は決して多くありません。統合失調症・認知症・脳機能の
損傷による認知系障害・軽度知的障害など、言葉による改善が難しい場合はお断り
することもあります。作業療法や自立支援相談が合う場合は、その旨お伝えするこ
ともあります。
当相談室では、このような理由から、できるだけカウンセリングでお悩みをお聴き
しつつ、未来への対応能力強化という作業を同時に進めていきます。
「結果を早く出す」ことが最善なのではありません。自分自身がレベルアップし、
その状態が定着できるよう、できるだけご自身に適合したトレーニングとカウン
セリングのバランスを、一緒に考えましょう。