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大阪のカウンセリング・スキルトレーニングルーム 登録商標山手心理相談室のブログです。心理療法などの情報を中心に、メンタルヘルスにお悩みの方に明るい話題を提供させていただきたいと思っています。
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2017/03/02 (Thu)
まず、3月1日付の当相談室担当者ブログ「週刊山手心理相談室」で”ゼブラアスペルガー症候群”という記載がありましたが、その件について多数のご質問をいただきました。

アスペルガー症候群に限らず、発達障害の症状はもともと持っている素質(先天性)と成育歴(後天性・アダルトチルドレンなど)によって一人ひとり違うといっても過言ではない状況にあります。

発達障害そのものには該当しなくても、どうも生きづらい方や、ある作業はまったくできないのに、その近似的な作業ならむしろ得意といった具合です。その状態を、いわゆる「ゼブラ企業」(ブラックとホワイトがシマウマのように混じっていること)にかけ合わせて説明させていただきました。ご理解いただけますと幸いです。




 ところで、多くの医師やカウンセラーの方は「発達障害はカミングアウトして、周囲の方の理解と協力を得るべきだ」と言っておられます。私たちもそう思います。

しかし、実際の生活、特に仕事という分野においては


1カミングアウトしたからとは分からないが、もっとできなさそうなヤツが採用された。


2カミングアウトしかけると、「お前はクビだ!」とトランプさんのように言われた。


3カミングアウトして理解は得られたが、職場の同僚がよそよそしくなった。


というのが、悲しいかな実態だと思いますし、労基署などに駆け込んで戦うといった精神力に弱さのある方は、ただ泣き寝入りしたり、最悪の場合二次障害になったりします。

カミングアウトの是非は「周囲の環境」に大きく左右されます。当相談室は、お悩みの方と一緒に考えてよりベターな対応をしていきたいと思っています。
 
 
 
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