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大阪のカウンセリング・スキルトレーニングルーム 登録商標山手心理相談室のブログです。心理療法などの情報を中心に、メンタルヘルスにお悩みの方に明るい話題を提供させていただきたいと思っています。
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2015/02/11 (Wed)
「雷が怖い」「異性が怖い」「クモが怖い」「広場が怖い」


など特定のものが怖くなる方はけっこういらっしゃいます。

これが単なる「怖がり」の場合はまだマシなのですが、特定
の状況にとても強く恐怖を感じてしまうと、その対象や状況
を避けるために行動が制限され、社会 生活にも影響が出る場
合もあります。この状態(症状)を恐怖症と呼びます。

この状態に対して、「何か分からないが怖い」(=不安)な
状態を不安症(不安 障害)と呼んでいます。



一般的に、恐怖症の改善には服薬と認知行動療法が有効にな
ります。テレビで放映されている催眠療法は、以下のような
理由から「怖がり」には効果があ りますが、強い恐怖には対
応できないケースが見られます。




★認知行動療法の一般的な進め方です。


1.まずカウンセリングで「何が怖いのか」をじっくり聞き
  取りします。

2.リラクゼーション法を使って恐怖感の制御法(基本)を
  学びます。

3.恐怖感の低い対象から順に近づく練習をします。(暴露
  療法・エクスポージャーとも呼びます)

4.成果の振り返り。


催眠の場合はこの2.で止まってしまう場合が多く、効果が
長続きしません。

ただ、認知行動療法も万能ではありません。恐怖感があまり
に強い場合や発達障害の方などにはあまり効果がありません。
また、3.の時点で以前より強く恐怖するケースもあります
ので、専門的な施設にご相談ください。

(双方ともクライエントさんの適性に大きく左右されます)


山手心理相談室では催眠療法は行っていませんが、認知行動
療法に向い ているかをまずチェックしていますので、安心し
てお越しください。


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ILLUSTRATION BY nyao nyaoチャ箱♪  
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