カウンセラーの探し方

美容整形の世界では、「思うように整形されていない」などというトラブルが

多発しているそうです。それと近いところにあるのが、レーシックやインプラント・

ピアスなどでしょうか。

最近、レーザーで角膜を削り視力を矯正するレーシック手術を受けた患者さん

が「十分なリスクの説明がないまま手術が行われ、後遺症が生じた」などとして、

２クリニックを運営する医療法人社団に計約８０００万円の損害賠償を求める

訴訟を東京地裁に起こしたそうです。




心理カウンセリングや催眠療法・認知療法などに後遺症はないのかという

ことですが、これは、「ある」というのが正しいかと思います。


★効果がない（かかっていない）のに催眠ばかりかけられた

★認知療法で「あなたはダメ」と毎回言われてうつがひどくなった。

★うんうんと頷くばかりで、バカにされたと思った。


これらの原因は、①療法をクライエントが選択している②カウンセラー

自身の認知がゆがんでいる　という点に大別されるのではないでしょうか。

それと、特にカウンセリングには「相性」というものがあります。


「このカウンセラーとは合う」

と思える方なら、メンタル面の奥深くに「安心感」が芽生えますから効果も倍増。

逆の場合は効果がないばかりか、傷つくこともあります。特に催眠・認知療法に

ついては通常のカウンセリング（来談者中心療法）より深く関係しますので、あまり

合わないと思うところに通いつめないという決断も大切です。



山手心理相談室は、通常のカウンセリングのほか認知療法やＳＳＴも行って

います。効果は高いのですが、全員に効果があるわけではありません。

カウンセリングが向かない方や、スピリチュアル・医療が適切だと判断される

場合は、できるだけお伝えするように心がけています。

（インフォームド・コンセントは初回に時間をかけて行っています）


なるべく早く改善するために、「自分に合う」方法と施設を探しましょう。