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医学界の方はアメリカ・日本・ヨーロッパなどを問わず本当に「名前を付ける」
のがお好きですね。(笑)
一般の方は「そんな病気もあったんだ」という感触じゃないでしょうか。どうも
分かりにくいように思います。
何でもかんでも「障害」に結びつける手法に対しては違和感を感じざるを得ません。
ASD(自閉症スペクトラム障害)は人の気持ちを察したり、自分の気持ちを言葉で
表現するのが苦手な障害です。自閉症や広汎性発達障害・アスペルガー症候群
など「社会性やコミュニケーション」の障害の総称です。どこからどこまでが
アスペルガーでそれ以外は広汎性発達障害なのかという垣根が分からないので
「ええい、くっつけちゃえ!」
と考えたのかどうかは分かりませんが、それらの垣根を取っ払って、分かりやすく
したものです。ただし、今度は「健常」と「障害」 の区別が大変になってくると思い
ますが・・・。
一般的には知的障害を伴わない自閉症について主として説明していますが、ある
理由から改善が進んでいません。
この問題に対しては当相談室にたくさんの方がお見えです。不安な場合は一度
ご相談ください。
改善方法などは当相談室編集のアスペルガー・新型うつの真実とカウンセリングの
受け方に記載しています。興味のある方は左側のリンクから購入をご検討ください。
手引き(DSM-IV-TR)』の中でだけでなく、最近テレビなどでも
よく放映されるのが「新型うつ」「非定型うつ」 とよばれる症状です。
ここではその基礎知識について触れてみましょう。
手引きの中では気分障害について5つの細部分類が設けられいて、
期間・重症度・精神的要因によって以下のように分類されています。
★メランコリー型うつ病
★非定型うつ病
★緊張性うつ病
★産後うつ病
★季節性情動障害
一般的に以前から「うつ病」と呼ばれているのがメランコリー型で、仕事上
の失敗や失恋などから発生することが多いです。
簡単にいえば、「自分は ダメな人間だ」と思い込むのがこのタイプです。
仕事や恋愛に完璧さを求める いわゆる「タイプA]がかかりやすいとされています。
それに対して、メランコリー型やその他のタイプに該当しないものが新型
と呼ばれています。 イメージとしては
「仕事以外では元気」
「食欲は旺盛」
「休職中に海外へ出かける」
など 従来のうつとはかけ離れた症状が特徴になっています。 医師やカウン
セラーのうちでも新型を苦手とするケースも多くあるようです。
当相談室では新型うつのお客様も多くおられ、ひとりひとり症状に合わせた
対応を行っています。ある理由から重症化しやすい・放置しやすいのも
その重大なポイントです。
長期化しないうちの対応が必要だといえます。
(通常のうつももちろんですが)
詳細は当相談室までお気軽にどうぞ。
おられる方はとても多く、また社会活動に積極的にかかわれない
ケースが大部分ではないでしょうか。
ニュースで発達障害の方の事件が特集されるたびに、違和感を感じ
ます。量刑以外の部分でです。
以下MSN産経ニュースより転載します。
< 大阪市平野区で姉=当時(46)=を刺殺したとして殺人罪に問われ、1審大阪地裁で発達障害の一種のアスペルガー症候群などを理由に「社会に受け皿がない」として、求刑懲役16年を超える懲役20年の判決を宣告された無職、大東一広被告(42)の控訴審判決公判が26日、大阪高裁で開かれた。松尾昭一裁判長は「出所後は公的機関の支援があり、受け皿はある。量刑は重すぎて不当」などと1審判決を破棄、懲役14年を言い渡した。
昨年7月の裁判員裁判の1審判決は「アスペルガー症候群の影響は量刑上、大きく考慮すべきではない」「反省が不十分。再犯のおそれがあり、長期間刑務所に収容することが社会秩序のため」などとしていた。
これに対し、松尾裁判長は判決理由で「(生活の面倒を見ていた)姉の善意を嫌がらせと受け取るなど、アスペルガー症候群が犯行に至る経緯や動機に大きく影響した」と指摘した。
さらに、「十分に反省の態度を示せないのも影響のため」と判断。出所した障害者らを支援する「地域生活定着支援センター」が都道府県に設置されている点に触れ、「およそ社会に受け皿がないなどはいえない。原判決は再犯可能性の評価を誤った」と述べた。
判決によると、大東被告は約30年間にわたり引きこもり状態で、姉に逆恨みを募らせて殺害を決意。平成23年7月、自宅を訪れた姉の腹などを包丁で何度も刺して殺害した。>
分かりにくい時があります。
<この道○10年のカウンセラー(臨床心理士)による
さまざまな手法をミックスしたカウンセリング>
というだけでは、身体の病気の時のような眼科・歯科
神経内科・整形外科という区分は分かりません。
それだけに、カウンセリングルームのホームページは
重要な参考資料になります。
特に「この道何十年」という場合は、身体の症状でも同じですが、
長ければそれだけ特定の療法に傾きがちです。
『あっちの世界に住んでいる』といわれる方や、あまりに
大先生過ぎて「自分の言うことを聞かないものは敵だ」という輩
も多いようです。クライエントと一緒に歩んでくれるカウンセラーの
選別が重要です。
世に蔓延しているうつ(病)ですが、そもそも、その定義や症
状に関しては意外に知られていないのが現実です。
山手心理相談室で改善に取り組んでおられる方の中でも、
うつとは思えない症状にもかかわらず診断名には「うつ病」
あるいは「うつ症状」などと記されていたりします。
医師が診断した時点では「うつ」だったということにして
おきましょうか。(笑)
今回、本町相談ルーム(山手心理相談室:登録商標)では
新型うつやアスペルガー症候群のように”見える”症状に関して
具体的な改善策を記載した教材「アスペルガー・新型うつの
真実とカウンセリングの受け方」を発売しました。
医学書のような難しいことは記載しておりませんが、できる
限り分かりやすく書いています。ご家族にそのような症状の方
がおられる方・職場の同僚・人事関係の方などはぜひご覧い
ただき、苦しみを少しでも減らしましょう。