私が催眠療法を捨てた理由

17歳の藤井聡太さんが、史上最年少でタイトルホルダーになりました。

将棋界にいくつかあるタイトルのうち「棋聖」というのを獲得したの
ですが、実は相手の渡辺明は、神戸の星・谷川浩司さんが将棋連盟会
長のときに、「ＡＩ持ち込み疑惑」というのをやらかして、そのため
に谷川さんがうつになったという経緯もあって、「ワタナベマケロ」
と心ひそかに思っていました。性格悪いですね。


　　　　　　　　


ところで、いつも「催眠療法は効果が高いのですが、合わない方がた
くさんいます」という書き方をしているので、催眠療法関係の方から
「催眠も知らないのに」というご批判をいただくことがあります。

私の場合、実は２０代前半に催眠術（”術”です。催眠療法ではありま
せん）を習い、その後なかなか良いところまで上達しました。

何度か書きましたが、それから数百年（もないです）が経過し、山手
心理を立ち上げる際、当初は催眠療法を中心とするスタイルを考えて
いました。

ところが、ある方（東京在住）に教えていただいた際、それまで無敵
だと思っていた催眠療法に、実は大きな穴があることを知ったのです。

これがいつも申し上げている「催眠にかかる方が３０％くらいしかい
ない」という点です。どれほど頑張ってもかかるのが３０％（実際に
は分かりませんが）しかいなくて、さらにあまり深い症状には効果が
ないこともその時知りました。

また、その催眠療法が、かなり高価な料金をとっています。良心的な
催眠療法所は１時間１０，０００円くらいですが、３時間お茶を飲み
ながらダラダラと催眠とダベリングをしたり、スピリチュアルへ誘う
ために催眠を使う１回３０，０００円程度のところも、当時はたくさ
んありました。

最近は、ネットの発展によりやや沈静化していますが、「効果がない
催眠」に「高価な支払」をするということが、当時どうにも性に合わ
ないと思い、現在の手法（カウンセリング・認知行動療法・ＳＳＴ）
へと舵を切ったわけです。

実際には認知系の療法にも「穴」はありますが、催眠のように高額請
求をする方はほとんどないので、療法が合わない場合でも、お客様に
それほど損害を与えることはありません。


自分に合う療法は何なのか、また心療内科とカウンセリングのどちら
が合うのかといったご相談も、お気軽にお申し付けください。一緒に
より良い道を探しましょう。

たとえば、上記の将棋も有効なうつ対策になるのです。

（今では、催眠はまったくできなくなりました・笑）



  
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