コロナ禍と船場商法

緊急事態宣言をめぐっては、吉村洋文大阪府知事が「私権制限も考えるべきだ」
とやって、周囲の首長から大ヒンシュクのようです。

たとえば、①１１月に都構想投票をしたこと②そこで負けたはずなのに、同じ
ようなことをしていること③池田市の市長って、元維新の会でしたよね④今は
なき「浪速のエリカ様」など、まあ多種多様な人材を排出されています。

（輩出のマチガイじゃないですよ）


ところで、この４月に、船場商人伝統の地「船場センタービル（通称せんびる）」
が土日の営業を始めたことをご存知でしょうか。

もともと大手企業が集まっている船場（大阪市中央区）は、土日休みという会社
がほとんどで、日曜日が定休日でした。

それが、５０年の殻を破って「ほぼ年中無休」に舵を切ったのです。

でも、これって「悪手の極み」ですよ。

①梅田や難波の地下街は、大手企業のフランチャイズが多く、人員に余裕がある。

②それに対して、本町（船場）は小売業・卸売業の集合体で、家族経営中心。

③梅田・難波にあるチェーン喫茶店が本町には存在しない。


　　　　　

④コロナの先行きを読まずに開始したため、さっそく日祝は休業になった。


ので、平日はそこそこお客様がおいでの通りでも、だいたい日曜日には営業して
いない！ということになっています。船場商人って、「生き馬の目を抜く」ので
はなかったのかな・・・・。



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