「担当カウンセラーがよく替わる」という話

ネット上で、次のような記事がありました。

『よく担当者が替わるけど、心理職って女性が多いから産休育休で人の入れ替わり結構激しかったりするのかな。引き継ぎとかどんな風にしてるんだろう』

　　


実際のところ、大学に行く時点で、心理職を

①きれいな仕事

②安定した収入がある仕事

③安全な仕事

④女性が多く、楽しい仕事

⑤社会に出るには自信がないから、緊急避難の仕事

だと勘違いしている方の多いこと。その一因として、大学側のPRもあるのですが、
大学としては、６年間安定して学費を支払ってくれるお客様なのですから、そりゃ
「安心・安定・安全な仕事」のように見せかけますよ。

実際には、一般的なご相談も含めて多種多様な対応を行うことが大切ですし、また
カウンセリングでは到底対応できない症状の方もお見えになります。中には何に
対してもクレームをつける方も。

そのようなクライエントさんに疲弊し、またもともと⑤のようにメンタルが弱い方
も多いという事情から、休職や退職する方が、（たぶん）一般のお仕事よりかなり
多いと思われるのです。

もう一点。

勤務するカウンセラーさんは、非正規扱いであることが多く、生活が苦しいのに、
上記のような方への対応をすることになって、心理職に絶望してしまう方も後を
たちません。

合う・合わない以外に、カウンセラーの「質」を見ることが大切ですね。



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