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大阪のカウンセリング・スキルトレーニングルーム 登録商標山手心理相談室のブログです。心理療法などの情報を中心に、メンタルヘルスにお悩みの方に明るい話題を提供させていただきたいと思っています。
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2011/11/04 (Fri)
最近のブログで「行列ができる心理カウンセリング」という

表現を使っているこころの相談室を数件見かけました。


サロン的な経営をされている相談室は別ですが、こころの

問題は一刻も早く改善に取り組むのがベターです。


当相談室では、(たぶん)それらの商談センターより多くの

お客様がお見えですが、対応を工夫することでお待ちいただかない

ように努めています。


催眠療法やキネシオロジー・アロマセラピーなどが効果のある

症状なのかについて、お待ちの間にセカンドオピニオンにお越しください。


改善方法は日進月歩。

できるだけ新しい方法をお伝えさせていただきたいと思っています。
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2011/10/26 (Wed)
当然のことですが、通常、カウンセラーは自分がどんなにクライエント

さんの症状を確信していたとしても
診断」はできません。
 
医師法17条には以下のように定められています。




17医師以外の医業の禁止

第31条の規定により3年以下の懲役または100万円以下の罰金または併科



あるスクールカウンセラーに「アスペルガー症候群」と”診断”された方の話です。
 
大手企業に勤務し、年齢的・ポスト的にも問題なさそうな方なのですが、
 
妻とケンカして
 
「あなたは病気だから診断してもらって! 」
 
とキツーく言われたそうです。
 
仕方なく精神科に通ったところ「問題なし」になりました。


 
ところが、妻の知人のカウンセラーさんに面談してもらったら、なぜかすぐに
 
アスペルガーだと診断されたそうです。
 
「私は多くの子供を問診して、アスペルガーや発達障害を見てきました。
 
 あなたは典型的なアスペルガーです」




意外なことに、カウンセラーと医師の垣根を定めた判例はほとんど
 
ありませんが、上記の規定を考えても「診断」は医療行為に該当します。
 
(問診も該当するという意見があります)
 
当相談室では、どなたに対しても「診断」は行いません。カウンセリングを通じて
 
できる限り分かりやすく説明することを心がけています。
 
 
2011/10/05 (Wed)
なぜ人間は「うつ(病)」になるのかという点について確認したいと思います。

まず、従来のうつについて

従来型の場合に限りませんが、現在のところ、明確な結論は得られていない
ということです。脳の海馬、あるいは帯状回といった部分の萎縮や傷などが

仮説としては有力なようですが、はっきりとはしていません。かかりやすい
タイプとしては

1.真面目で仕事熱心

2.几帳面

3.責任感が強い

など、いわゆる「タイプA」が発症しやすいといわれています。このタイプは
仕事だけではなく、生活のすべてにわたって支障が出ます。

たとえば、上司が「早く帰れ」と指示しても、「自分のせいでみんなが遅く
なってしまう」と考えてしまい仕事をすべて終えてから帰宅しようとします。

また、自分のために会社に迷惑がかかっているとか、自分が能力不足なのだと
「自分」ばかりを責めるようになります。

生活全般にわたって落ち込みますから、次第に外出や家事などもできなく
なってしまいます。

この状態は、気持ちのあり方・努力などで改善できるものではありません。
変えようと無理をすれば逆に症状を悪化させてしまうことが多いです。

このケースは書物などの記述も多くありますので、省略いたします。
2011/09/20 (Tue)
少し前までは、「うつ(病)」の定義といえば、

1.まじめで几帳面な人がなりやすく

2.朝に調子が悪くて、食欲が減退する

3.気持ちが沈んで、自殺を考える


長いあいだ、それがうつ病の典型的な症状だと考えられてきました。


しかし、もはや「うつ」が単独で発生する場合は稀であり、その症状は

人によって大きな違いがあるといわざるを得ない状況になっています。

ゆううつなときばかりではなく、何か楽しいことがあれば、一時的には

元気になる、身体が鉛のように重く感じる、ちょつとしたことでイライラ

する。夕方に不安や心配が悪化する。これが「新型うつ」の典型的な

症状です。いつも浮気をしていないと不安になるとうい方もおられます。


対処法としては、まさに「人それぞれ」なのでしょう。症状を訴える方の

話を十分に聞き、その中で対応策を見つける必要があると思います。

「うつ」の原因にアダルトチルドレンやアスペルガー・ADHDなどが

絡んでいれば、その対応も並行して行う必要がありますから、問題は

さらに複雑化します。


現在のシステムでは、薬とカウンセリングを効果的に使い分けることは

難しいのですが、「良い医師」が「良いカウンセラー」とは別だということを

認識していくことが重要だと思います。
2011/09/01 (Thu)
昔はカーペンターズの妹(カレン)がなったことで知られるのが

この摂食障害です。

摂食障害は、極端な食事制限(拒食)や、過度な量の食事の

摂取(過食)などを伴い、それによって患者の肉体的な健康

に様々な問題が引き起こされることをいいます。

また食べ物を口に入れたまま飲み込まずにビニール袋などに吐く

という行為を繰り返すチューイングと呼ばれる現象も見られます。

摂食障害は、人間関係の問題などによるストレスや不適応状態、

コミュニケーションの不足などが原因とされています。

依存症の一種なのですが、問題は、身体の不調が優先される

ために、内科への入院が多いことでしょうか。


生命の危険があるから精神科では対応できないのでしょうが、

内科での「完治」は体重増加という場合がほとんどで、こころ

の治療までは手が回らないのが実情です。

こころのやすらぎを得ることは難しいのですが、少しでも安心

できる医師やカウンセラーとの出会いも必要ですね。さらに

その前提となるのが「家族」であることも覚えておいてください。
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